すでに、新しい区長に代わられた区も多いなかで、いまさら、という気もありましたが、せっかく面談を受けてくださった区長さん方へのお礼の気持ちもあり、つたないメモと印象などを頼りに、残された記憶を記しておくことにしました。
第10回11月22日 I 区役所
午前中に住民監査請求を1件提出して、予定の区役所へ続行。
区役所は、アクセスの便利なところと、不便なところが極端に分かれている。
本日の場合は、最寄りの地下鉄駅から地上に出てからがわかりにくい。前回も探すのに苦労したことと、距離が以外に長かったことを思い出した。
前回は、大変自信にあふれた印象が強く、市長に次ぐ権限を自由に行使できるという予感があった。
多くの区長に見られることではあったが、今回の面談での印象は大きく変わったと思う。
まず、私どものやや行き当たりばったり的な面談内容の申し入れを受け止め、予定された時間内の運びを準備されていた。
区政としては、まず一般には高齢者向けの話が多いなかで、準備していただいた豊富な資料に基づき、紹介された中身は、子どもを対象にしたものでざいあった。
なかでも、区民の歴史を記録して子どもたちに伝えるという実践に、当方訪問者は大変貴重な学習となった。
区の歴史をわかりやすく記録した冊子は、小学校での副教材に使われている。加えて、区の戦後70年のパンフレットは、当時の写真とともに、実在する区民の体験話が添えられていることで、身近な記念誌として各家庭でも喜ばれていると思う。区外の者にとっても、同時代の歴史を共有できる良い教材となって手元に置きたい、そして、いろんな人たちと語り合う媒体として生かされるだろうと感動した。
区長の区への愛情が感じられるひとときであった。
最後に、当会としての関心事である「地域活動協議会」の実態と区長の姿勢などをうかがった。全体としては各地活協ともに活発な活動がインターネットでも紹介されている。運営については、各地活協の収支決算報告書がインターネットで見ることができる。詳細については各地活協の資料を区に情報公開請求で入手できることになっている。
第11回12月8日 J 区役所(午後2
きょうは、日程の関係で2区役所を訪問することになった。
前回の印象は、内部から区長になられたこともあってか、市や区の行政のことは十分承知しているという感じを受け、ある意味では市長の目指す区長の力量と個性を発揮され、独自の区行政を職員を上手に使って実現されるタイプだと受け止めていた。区民側にとってはどうなのか?
この区もまた区長がパワーポイントで、区長の実践報告を要領よわくまとめてあり、目の前に大きな画面のモニターを設置され、区長の説明を職員が確認しながら画面を進めていくというムダのない方法で行われた。
前回の印象をより強く引き継いで来られた部分と、少し心配されたワンマンぶりが解消される結果となった。
確かに、独自に自信をもって進められていることは、私どもも共感共鳴できることであり、言わば古い困った習慣などに対しては区長の方針を通されていることが確認できた。職員も結局は、地域ボスの言いなりにならずにルールを守り、区民全体のために気持ちよく職務を果たすことになっているのではと思った。
それは、後に地域団体に関する各区役所の調査を行ってあらためて確認したことがある。「補助金の適正な交付と使途」「透明な会計事務」などは基本的なことであり、守らねばならないことを守れば解決することである、と当然最初にクリアしなければならないことと言われたことに大いに共感した。(つづく)
第12回12月8日 K 区役所(午後4時)